英検1級に興味があるものの、Part1の語彙問題を見て
「…無理だ」
と心が折れた人へ。
安心してください。ちゃんと取り組めばそこそこ解けるようになれます。
2019年9月ごろ、私が対策ゼロの状態で英検の公式サイトに公開されていた過去問を解いた時は、Part1の語彙問題が全くわからず、ほぼ勘で選ぶしかない状態でした。
ネットで出来るミニテストの成績も悪く、高校の模試で言うならばE判定で、心が折れそうになりました。
それでも諦めず、これからご紹介する方法で3ヶ月間集中して取り組んだ結果、本番では72%(25問中18問)の正答率でした。
リーディングとリスニングはまずまず解けたので、語彙問題で足を引っ張られることなく一次試験に一発合格することができました。
勉強を始めた直後に妊娠していることが分かり、仕事も朝7時半から夕方5時、遅いときは8時頃までフルタイムで働きながらの語彙対策でした。
妊娠中、フルタイム勤務でも無理なくできた勉強法なので、語彙がネックで英検1級受験をためらっている人は参考にしてください。
使用したテキスト
頻出単語500問+模試125問(本番5回分)
選択肢などを含めて約3270語を収録した単語集です。
このテキストの良いところ
とにかくハードルが低いところが素晴らしいです。
- まず625単語覚えることからスタート
人気の問題集「パス単」は、しっかりやれば確かに実力が付きそうですが、2400語と分量が多く、やりきれる自信が持てません。
- 全て実践形式(4択問題)
単語帳形式と違い、なんとなくおぼえているだけでも正答できるので気持ちが楽です。
学習計画
1週間で約50問学習します。
品詞別にチャプター区切りがあるので、キリが良くなるよう適宜調整していました。
正答の50語は絶対覚えて、その他の選択肢(150語)はできるだけ覚えましょう。
私は150語のうち、全体で半分ぐらい覚えました。
ノート自作でしっかり覚える

テキストを「読む」だけでは記憶するのが難しいので、自作ノートに「書いて」覚えました。
まず縦に2分割して、左側に短い例文、右側に単語の意味と補足情報(発音記号、語源、類義語など)を書きました。
お役立ちグッズ
英英辞典
難解な単語が多いので、英和辞典だけだと単語の用途などがイメージしづらいことがありました。
オンラインの英英辞典を使うと、より意味がイメージしやすく、参考になる例文も沢山みつけられました。
一番良く使ったのはlexicoというサイトです。
発音記号がイギリス式なので、テキストや他の辞書と相違があることがある点に注意します。
語源辞典
また、ほとんどの単語の語源が載っている(もちろん仮説も含め)辞書もよく使っていました。語源が分かると覚えやすくなることが多いです。

蛍光ペン
覚えたい単語に蛍光ペンをひいてパッと目に入るようにしました。
こうすると超高速で復習ができるようになります。
覚えにくい所をマーク
何度も間違える単語には印を付けて目立たせました。

間違える頻度が多くなるにつれて、マークを書き足していきます。上の画像だと、下から順番に間違えた頻度が高いです。
何度か間違えた単語には▽(逆三角)、さらに間違えたらその上に△を足して星型に、どうしても覚えられないときは上に \ | / を付けて、より目立たせました。
タイプしたメモ
単語を沢山覚えると、意味がとてもよく似ている単語、音は似ているけど全然意味が違う単語、同じグループの単語などが出てきます。
似ている語句については辞書の意味を見比べたり、ネイティブの先生に聞いたりしましたが、結局ニュアンスの違いが分からないことも沢山ありました。
段々紛らわしくなって頭が混乱してくるので、そういった単語を書き出して一緒に確認できるようにすることをおすすめします。
記憶するには「手書き」がおすすめですが、この場合は書き足しや移動が無制限にできるデジタル入力がおすすめです。(PC、携帯、タブレットなんでもOK)
私は主にパソコンでEvernoteに書き出して、試験当日は印刷して持っていきました。
意味が似ている単語の例
recluse hermit 隠遁者 /penchant 嗜好、好み predilection 強い好み /purge expulsion 追放 verb:dismiss outcast/ latitude leeway 自由 裁量 /ramification 予想しない複雑なor悪い結果 repercussion 反響,跳ね返り、反動 /disconcern baffle 困惑させる
音やスペルが似ていて紛らわしかった単語の例
allege(誰かが悪い行為をしたと)断言する allegiance忠誠 agile機敏な agility機敏さ agitate 扇動する、かきまぜる、動揺させる
さいごに
この方法で2019年9月〜11月の3ヶ月で問題集を1周し、その後は英作文、長文問題、リスニングの対策もしつつ、復習しました。
その結果、2020年1月の一次試験に一発合格することができました。
全ての収録単語を完璧に覚えればもっと正答率を上げられると思いますが、他のパートで点数が取れるならこの方法でも合格が狙えると思います!
この記事で、語彙問題の難易度に圧倒されて英検1級挑戦をためらってしまっている人を少しでも勇気づけられたら幸いです。



コメント